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「女性自身」の主張は光文社の体質

 「女性自身」は7月29日付で初鹿野裕樹参議院議員に、政府の見解と異なり南京事件をなかったと考えているのか、根拠や理由を教えてほしい、とメールしました。政府の公式見解は外務省ホームページにありますが、令和5年4月3日、和田政宗参議院議員が「根拠となる文書は外務省内に存在するのか」と質問すると、林芳正外務大臣は、外務省が作成した資料はない、と答弁しています。政府は公文書を明示できず、公式見解は崩壊したといえるでしょう。それにもかかわらず「女性自身」は質問しています。
 8月13日、初鹿野裕樹議員は反論しましたが、おなじ日、「女性自身」は「参政党・初鹿野議員 国も認めている『南京事件』を否定で批判続出….専門家は『歴史事実を誤魔化してはいけない』と警鐘」とYouTubeに発信、笠原十九司氏の主張をもとにした反論をのせています。もちろん反論になっていません。
 初鹿野議員は、焼くな、犯すな、殺すな、の三戒を日本軍は遵守したとも説明していました。「女性自身」を発売している光文社は、昭和32年、撫順収容所に拘禁されていた日本人の証言を載せ、三戒と反対の、殺しつくし、焼きつくし、奪いつくす三光を日本軍は行ったとする新書「三光」を発売し、しかし多くの批判が出たため、まもなく絶版にしました。昭和57年にも「新編三光」と「続・悪魔の飽食」を刊行し、ともに怪しげな写真を載せて、絶版としました。おなじ過ちを光文社はいまでも繰り返しており、体質は変わっていません。