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二年前の八月、南京事件の写真がアメリカのネット競売に出され、たちまち注目を浴び、中国でさらに注目され、国際的に話題となりました。ところがそれは上海の南京路を写したものをネット競売の主催者が南京のものととらえたもので、南京事件とはまったく関係ないものでした。たちまちアメリカで批判が起こり、学者が非難し、『ローリング・ストーン』誌なども厳しく批判しました。... 続きを読む

 十一月七日付け産経新聞の「阿比留瑠比の極言御免」が石破茂総理大臣の南京事件に関する発言を伝えています。平成二十年、防衛大臣だった石破氏は中国共産党系の新聞「世界新聞報」のインタビューにこう答えています。... 続きを読む

 ブライアン・リグは、著書「ジャパンズ・ホロコースト」で、南京事件は昭和十二年七月に上海から始まったなどと主張し、日本で反論が起きましたが、その反論をリグは厳しく非難しています。
 半年前、リグはユーチューブ「スパイチャンネル~山田敏弘~」の「#525 今話題の本の作者にインタビュー」のなかで、日本は残虐な国民であると主張していましたが、「#644 日本のホロコーストを書いた著者に直撃!」で日本の反論をこう非難しています。
 日本は資料を使った具体的な反論をせず、南京公文書館などが確認した写真についても間違いというだけで証拠を示していない。研究調査のために南京を訪れると中国人は手伝ってくれたが、日本人は資料を隠している。「ウォール・ストリート・ジャーナル」が取りあげて「ジャパンズ・ホロコースト」は売れているが、日本で発売予定はない。
 こう非難したうえ、日本軍の十数パーセントは朝鮮人が占め、原爆の犠牲者十万人のうち三万人は朝鮮人であるが、日本は十分な補償をせず、日本によるホロコーストの犠牲者は三千万人どころか四千万人に達する、と非難を強めています。
 リグは根拠となる資料を挙げているものの、一次資料はほとんどありません。朝鮮人についての数字も根拠がなく、リグが言っているだけです。一方的に非難する姿勢はまったく変わっていません。... 続きを読む

 南京事件を教科書に書くべきか、書かざるべきか、「新しい歴史教科書」を主導してきた藤岡信勝氏と「令和書籍」の主筆竹田恒泰氏のあいだで論争が繰り返されてきましたが、「月刊正論」十一月号で二人が直接対決することとなりました。「藤岡信勝VS.竹田恒泰 『南京事件』教科書に書くべきか、書かざるべきか」がその記事です。... 続きを読む