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二年前の八月、南京事件の写真がアメリカのネット競売に出され、たちまち注目を浴び、中国でさらに注目され、国際的に話題となりました。ところがそれは上海の南京路を写したものをネット競売の主催者が南京のものととらえたもので、南京事件とはまったく関係ないものでした。たちまちアメリカで批判が起こり、学者が非難し、『ローリング・ストーン』誌なども厳しく批判しました。

しかしネットの主催者は、ドイツのホロコーストがアメリカで知られているように日本の行動は知られてない、アルバムの写真はそれを示すもので価値あるとし、十一月にシカゴの中国総領事館に寄贈することにしました。単なる支那事変の上海の写真であり、博物館なども注目しなかったものであるにもかかわらず、中国総領事館はアルバムを受けとるとともに、主催者に対し大使が感謝状と磁器の茶瓶を与え、さらに昨年の総領事館での建国記念日式典に招待しました。

主催者は一時自分の無知と世間の批判に参ったものの、中国の厚遇に元気づけられ、最近、TikTokで南京事件追及の必要性を説き、そういった主催者の映像を中国人がXで取りあげだしています。歴史を知らないアメリカ人と、つねに歴史を捏造する中国の姿勢が明らかになっているものです。

 十一月七日付け産経新聞の「阿比留瑠比の極言御免」が石破茂総理大臣の南京事件に関する発言を伝えています。平成二十年、防衛大臣だった石破氏は中国共産党系の新聞「世界新聞報」のインタビューにこう答えています。

「日本には南京大虐殺を否定する人がいる。30万(人)も殺されていないから南京大虐殺そのものが存在しないという。何人が死んだかと大虐殺があったかは別問題だ」

「日本は中国に謝罪すべきだ」

 石破氏は軍事に詳しいと自認しており、防衛大臣としてこう発言していました。

宣伝は第二次大戦で駆使され、現在も実戦に入る前哨戦として使われています。南京事件は支那事変における戦時宣伝であり、現在はそれを持ちだして中国が日本に揺さぶりをかけています。そのなかでこのような発言をしていたことは、石破氏が軍事に詳しいわけではなく、防衛大臣として失格ということを示しています。

また今年八月二十三日、NHK国際放送が「南京大虐殺を忘れるな!」と放送し、林官房長官が「遺憾だ」と答弁しており、総理大臣としても適格性が疑われるでしょう。