十二月十三日、カナダのトロント郊外にある市営墓地で南京事件犠牲者の慰霊祭が行われました。
六年まえの平成二十九年、オンタリオ州議会は十二月十三日を南京事件犠牲者の慰霊の日と議決しました。それにより高さ二メートル、幅四メートルほどの慰霊碑が建てられ、十二月十三日に慰霊祭が行われました。慰霊祭は盛大に行われて話題となり、その後、それほど盛大ではなくなりましたが、毎年行われています。
今年も、慰霊碑のまえに多くの花輪が飾られ、百人近くの中国系カナダ人が集まりました。中国系カナダ人の国会議員や州議会議員、中国の総領事や副総領事も参列、献花や挨拶をしました。犠牲者を悼むとともに、厳しく日本を批判しています。