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南京で南京事件追悼式典が開催

十二月十三日、南京の南京大虐殺祈念館で国家追悼式典が行われました。

中華人民共和国は、昭和六十年に南京虐殺記念館を建立、やがて、日本軍が南京を陥落させた十二月十三日に追悼の式典をはじめました。当初は南京市や江蘇省が主催してきましたが、平成二十六年二月に十二月十三日を「南京大虐殺犠牲者国家追悼日」とし、国家が式典を主催するようになりました。その年の式典には習近平国家主席が出席し、一万人の市民も参加、式典の模様は国営の中央テレビにより全土へ生中継されました。

翌年からは政治局員が出席し、習近平国家主席は平成二十九年にも出席、今年は政治局員の李鴻忠氏が出席しました。

日本では、「南京大虐殺60カ年 大阪実行委員会」主催の「南京12月証言集会 2023」が十二月二日に大阪PLP会館で開催され、田中光彰の講演と証言映像の上映が行われました。

なお「南京戦の真実を追求する会」が平成二十九年から毎年十二月十三日に開催してきた講演会は南京攻略から八十五年目にあたる昨年の講演会をもって終わっています。