名古屋市が友好都市提携を結ぶ中国・南京市から中学生を招き、8月に開催する予定だったスポーツ交流事業が中止されることが16日、わかった。河村たかし市長の南京事件をめぐる発言が影響したとみられる。
名古屋市によると、今年は、女子バレーボール大会に南京市から中学生ら約15人を招待する予定だった。南京市は、名古屋市との当面の交流停止を表明しており、名古屋市に対して8月の訪問を取りやめると伝えてきたという。
また、名古屋市で秋に予定されている児童・生徒の書画展についても、これまで作品を出展してきた南京市側は今回の出展は難しいとの意向を伝えてきているという。
(2012年4月17日 読売新聞)