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 私もかつては、今でいう「南京事件はあった派」であった。私が平成9年に出版した『日米開戦以降の日本外交の研究』(亜紀書房)193~194頁で次のように述べたところがある。... 続きを読む

この7月に水間正憲(近現代史研究家)著「ひと目で分かる日韓・日中歴史の真実」(PHP研究所、A5版)が出ました。この中で、南京問題も瞬時に分かるように書いてあります。石原慎太郎都知事も推薦しています。価格は1500円(本体)です。

以下よりお求めいただけます。
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 世に行はれる言説の多くは「一見まとも、その実無内容・非常識」である。

 まづ無内容の方。「尖閣諸島を東京都が買上げる」と発言した石原都知事に対して、例によつて訳知り顔の社説を並べた大新聞がまさしくこれ。「これは東京都の仕事ではないはず」(朝日)、「都民が都政を委託した知事の仕事ではない」(毎日)、「本来、国の仕事」(日経)…よくもこんな分り切つた形式論を並べ立てられるものだ。この程度なら新聞様が教へてくれなくとも、国民の大多数が知つてゐる。新聞は国民がバカだと思ひ込んでゐることが、これでよく分る。

 国の仕事なのに、その「国」がまるで仕事をやらうとしないから「義を見てせざるは勇なきなり」、都知事が已むに已まれず火中の栗を拾はうと言ふのではないか。正常な日本人なら石原知事を断固として支へ、臆病な政府の尻を叩いて内外にはつきりと「国有化」を宣言させ、本物の「実効支配」を断行させようと考へる。事実、国民の圧倒的多数が石原発言を支持してゐると聞く。知らぬはメディアばかりなり、である。

 次に非常識。野田数都議から鋭く問題点の指摘を受け、最近初めて「マッカーサー証言」を収録するなど一定の改善が見られる東京都立高校用歴史副教材「
江戸から東京へ」であるが、中にこんな記述がある。「
12月には南京を占領したが、このとき日本軍が中国の兵士や非戦闘員を殺害する事件が起こった(南京事件)」(117p)

 これを見てすぐに「変だな」と思はない人は、失礼ながら常識が足りない。日本は当時シナ(国民党政府)と戦争をしてゐたのである。戦争の最中に敵軍の「兵士」を殺すことは「事件」なのか。戦争だから非戦闘員が死ぬこともある。東京大空襲を見よ。広島・長崎を見よ。あれを「大事件」となぜ呼ばぬのか。かういふ教材を書く人も、それを見て不思議に思はない人も、ともに非常識なのである。
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 偕行社は平成元年「南京戦史」を公刊し、「南京事件」は中国が主張するほどの大規模なものではないが、小規模にはあったものと結論づけていました。 しかしその後、平成12年「日本「南京」学会」が発足し、研究が長足の進歩を遂げ、南京事件があったかのように当時告発していた欧米人は国民党政府に雇われていた庸員であることが判明するなどして、「南京事件」が虚構であることが完全に判明しました。... 続きを読む

 新しい歴史教科書をつくる会は、6月30日、東京霞ヶ関ビル東海大学校友会館にて、第15回定期総会を開きました。その際、平成24年度事業計画の中で、歴史の改竄を正していくことも「つくる会」の使命であるとして、引き続き<南京の真実国民運動>に積極的に協力し、参加していくことを決議しました。... 続きを読む