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 来年三月、ブライアン・リッグ著の「JAPAN’S HOLOCAUST」がアメリカで発行されます。昭和二年から昭和二十年までの日本の残虐行為を糾弾するという本で、発売に先行してアメリカでは書評が発表されました。

 この本をさっそくジャーナリストの大高未貴さんが十二月四日のチャンネル桜「闘論! 倒論! 討論!」と、十五日の虎ノ門ニュース「帰ってきた虎ノ門ニュース」で紹介し、これまでの日本批判本とおなじように根拠のないものであろうと予測しながら、日本政府のこれまでの対応を考慮し、悪い影響をもたらすことを危惧しています。

 「帰ってきた虎ノ門ニュース」に大高未貴さんとともに出演した青山繁晴参議院議員は、大高未貴さんの見方に全面的に同意するとともに、これは仕掛けられた戦争で、日本はすでに宣伝戦で負けており、外務省だけに任せておけない、日本政府が組織を改革して取りくむべき、と応じています。

 十二月十三日、カナダのトロント郊外にある市営墓地で南京事件犠牲者の慰霊祭が行われました。

六年まえの平成二十九年、オンタリオ州議会は十二月十三日を南京事件犠牲者の慰霊の日と議決しました。それにより高さ二メートル、幅四メートルほどの慰霊碑が建てられ、十二月十三日に慰霊祭が行われました。慰霊祭は盛大に行われて話題となり、その後、それほど盛大ではなくなりましたが、毎年行われています。

今年も、慰霊碑のまえに多くの花輪が飾られ、百人近くの中国系カナダ人が集まりました。中国系カナダ人の国会議員や州議会議員、中国の総領事や副総領事も参列、献花や挨拶をしました。犠牲者を悼むとともに、厳しく日本を批判しています。

十二月十三日、南京の南京大虐殺祈念館で国家追悼式典が行われました。

中華人民共和国は、昭和六十年に南京虐殺記念館を建立、やがて、日本軍が南京を陥落させた十二月十三日に追悼の式典をはじめました。当初は南京市や江蘇省が主催してきましたが、平成二十六年二月に十二月十三日を「南京大虐殺犠牲者国家追悼日」とし、国家が式典を主催するようになりました。その年の式典には習近平国家主席が出席し、一万人の市民も参加、式典の模様は国営の中央テレビにより全土へ生中継されました。

翌年からは政治局員が出席し、習近平国家主席は平成二十九年にも出席、今年は政治局員の李鴻忠氏が出席しました。

日本では、「南京大虐殺60カ年 大阪実行委員会」主催の「南京12月証言集会 2023」が十二月二日に大阪PLP会館で開催され、田中光彰の講演と証言映像の上映が行われました。

なお「南京戦の真実を追求する会」が平成二十九年から毎年十二月十三日に開催してきた講演会は南京攻略から八十五年目にあたる昨年の講演会をもって終わっています。

「日本を愛するキリスト者の会」の機関誌「月刊レムナント」(令和六年一月号)が「南京事件の真実 阿羅健一氏の講演をお聞きして」と題する四頁の記事を掲載しました。

日本のキリスト教の団体はほとんどが反日の姿勢を示していますが、「日本を愛するキリスト者の会」は日本を愛することを説き、恒例の布教活動のほか、毎年、東京で講演会を開催しています。今年も十一月三日に東京のお茶の水で、「いわゆる南京大虐殺はあったのか、なかったのか、実際に南京で葉なにがあったのか」という講演会を開催しました。記事はその講演を総括したもので、宣教師の行動を「十戒の教えを踏みにじったその恥ずべき行為」と厳しく指摘しています。

講演の様子は、動画サイト・メディアブルの「日本を愛するキリスト者の会」チャンネルで見ることができ、また総括を載せた「月刊レムナント」一月号は五百円で求めることができます。発行先は下記のとおりです。

354-0018 埼玉県富士見市西みずほ台1-5-18 メープルMH6-107 レムナント出版 TEL/FAX 049-265-3567

十二月九日の新華社南京によると、南京虐殺記念館は十二月六日に南京大虐殺の研究書を紹介する「2023年度南京大虐殺史研究新刊発表会」を開催、「極東国際軍事裁判判決書」や「ラーベ日記」など十冊余りを展示しました。

これまでも中華人民共和国では、中国国家図書館が東京裁判について研究する「東京裁判研究所」を設立するなどを行っています。