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「戦争の加害パネル展」が南京大虐殺を展示

横浜市の「かながわ県民センター」で四月二十七日から五月五日まで「第9回 戦争の加害パネル展」が開催されました。十三項目にわたる展示のひとつが「南京大虐殺」で、つぎのような質問と答が展示されました。

 1.「南京大虐殺は本当にあったのか」「はい」
 2.「いつ、どこで?」「南京市全域と、その近郊農村で」
 3.「一瞬で何十万人も殺害したのか」「いいえ、さまざまな殺害によって行われた」
 4.「なぜ大殺戮は行われた」「複数の要因によるもの」

 答はさらにつぎのように具体的に説明されています。

1では昭和二十九年に作成された岡村寧次大将の記録をあげています。しかし、岡村大将は南京戦を戦ったわけでありません。また、阿南惟幾少将の日記もあげていますが、日記は軍紀の乱れを記述しているものの、南京でのことや殺害を記述しているわけでありません。

2では、最近の研究で南京特別市でも起きていたことがわかった、と南京のまわりの六県でも殺戮が行われたとしています。しかし、この答も大虐殺を証明できなかったため、地域を広げ、そこで起きた戦争被害をすべて日本軍によるものとしているだけです。

3ではさまざまな殺害が行われたとして、捕捉した兵士の殺害などあげていますが、それらは戦闘によるものにすぎません。

4では要因として、残虐を推奨する兵士教育、サデズム、補給なしの強行軍、民族差別主義をあげています。しかし、それが要因なら南京以外でも大虐殺が起きていたはずです。 会場では中国映画「南京! 南京!」の上映もあり、四月二十七日の東京新聞ウエブ版、五月五日の神奈川新聞が紹介したことからか、若い人から老人までが見学しました。