歴史認識問題研究会の第30回月例研究会が千代田区の星稜会館で12月20日開かれ、「南京事件の真実を追求する会」の阿羅健一会長が「書評・笠原十九司『南京事件 新版』」と題して1時間30分にわたり講演しました。
講演の内容は「南京事件 新版」(岩波書店)批評で、批評は「笠原氏の主張する南京事件」「笠原氏の日本軍批判」「笠原氏のほかの主張」の3つに分かれています。
中心は「笠原氏の主張する南京事件」で、笠原氏は日本軍の行動がすべて戦時国際法に違反していると断定しており、それに反論したものです。また、笠原氏が日本軍の違反を説明するなかに夥しい間違いがあるので「笠原氏の日本軍批判」として批判し、南京事件をでっちあげるためさまざまな歪曲もしているので「笠原氏のほかの主張」として批判しています。
結論として「旧版も新版も学術書といえるものではない。笠原氏は憶測と妄想でつくりあげているだけで、単なるプロパガンダ文書にすぎない」と厳しく批判しました。
