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毎日新聞有料ネットが初鹿野議員の南京事件を批判

 10月3日の毎日新聞有料ネットが「『南京事件は捏造』と主張する参院議員 研究者が鳴らす警鐘とは」という記事を配信しています。
 初鹿野裕樹参院議員は6月18日に「南京大虐殺が本当にあったと信じている人がまだいるのかと思うと残念でならない」とXへ投稿、8月8日には教育研究者の藤岡信勝氏との対談で「骨もどこにあるか分からないし、証拠だという写真も全部捏造。何も証拠もないような状況で、あったと断定するのはおかしいのではないか」と指摘、同席した神谷宗幣議員も頷いています。それに対して毎日新聞は「南京事件を『捏造』『フィクション』と主張する候補が当選した」「歴史研究者は『史実を見つめないと、また同じ過ちを繰り返すことになる』と警鐘を鳴らす」と批判しています。
 初鹿野議員は南京の人口が変わらないことも断定の根拠にもあげ、それを批判する歴史研究者とは笠原十九司氏と思われます。初鹿野議員の説明は当時の南京の様子を端的に表しており、一方、笠原氏の主張はXをはじめさまざまな媒体で批判されています。そもそも初鹿野議員の発言は数か月前にさまざまなメディアが取り上げたもので、いま新たな情報が現れたわけでもなく、毎日新聞が取りあげました理由はわかりません。九割ほどが毎日新聞の有料ネットを批判しています。