「国際派日本人養成講座」の6月28日発行1427号は「『新しい歴史教科書をつくる会』が目指している歴史教育立て直しとは、そして今までの貢献は?」と題し、「新しい歴史教科書をつくる会」の発足以来、教科書の南京事件記述がどのように変化してきたか分析しています。
それによれば、東京書籍の平成4年の教科書には南京事件の犠牲者20万人と記述されていました。「新しい歴史教科書をつくる会」は平成9年に発足しました。平成13年に教科書をつくり、南京事件ので犠牲者数を書きませんでした。おなじ年、東京書籍の教科書から20万人という数字が消えました。「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書が検が検定を受けるさい検定官と議論し、それによって南京事件についての一方的な記述が見直されるようになったからと「国際派日本人養成講座」は分析しています。
「国際派日本人養成講座」を主催する伊勢正臣氏は今年5月「新しい歴史教科書をつくる会」の副会長に就任しました。「新しい歴史教科書をつくる会」のいっそうの活躍が期待されます。
