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カナダの反日博物館に強く抗議しない外務大臣

 昨年6月14日に「カナダで日本批判の『アジア太平洋平和博物館』が開館」とお伝えしましたが、その展示について佐藤正久議員が4月17日の参議院外交防衛委員会で取りあげました。
 「アジア太平洋平和博物館」はカナダの民間博物館ですが、オンタリオ州政府から助成金を受け、昨年7月に開館しました。中国系カナダ人が中心となり設立したもので、南京事件など反日の展示が行われました。これまでも中国系カナダ人が中心となり南京虐殺の慰霊碑などを建立しており、日本大使館はカナダ政府に日本の立場を伝えましたが展示は変わらず、多くの高校生たちが招待されるなど危惧された通りになりました。それに対して佐藤正久議員が岩屋毅外務大臣に改めて対応を求めたものです。
 岩屋毅外務大臣は、これまでジョリー外務大臣に会っていながら抗議することもなく、佐藤議員の質問に対してこれからもジョリー外務大臣に「直接申し上げない」と答弁しました。佐藤議員は「熱量感じぬ」と追及しましたが、好転は期待できそうありません。
 国会でのやり取りは産経新聞ウエブが報じ、佐藤正久議員はじめ長尾たかし氏らがXに投稿して話題を呼んでいます。