「5ちゃんねる」の日本近代史板で南京事件の活発な論争が行われています。
かつて「5ちゃんねる」は若者による一方的な書き込みだったのですが、何年かまえからさまざまなテーマがもうけられ、大人も加わるようになり、南京事件論争も始まりました。
そこで繰りひろげられる南京事件の論争では、双方から見解が出され、事件はつくられたものという見方が圧倒しています。
昭和十二年十二月十二日、宇都宮の歩兵第六十六連隊が中華門まえで多くの中国兵を殺していますが、それについても戦闘詳報の分析が行われ、それぞれの側から見解が出されました。そうとう史料に当たっていないと論争に参加できないほどの基準です。
ウィキペディアは、さまざまな書き込みが繰り返されていますが、主催者が南京事件を否定する見方を排除しています。「5ちゃんねる」ではそういった規制がないため、客観性を帯び、事件を否定する見方が主流となっているようです。