今年の八月十五日も多くの国民が靖国神社を参拝しました。夏休みのためでしょうか、子供の参拝者が目立ちました。中年の参拝者はお盆休みのためのようです。午前六時に開門し、九時の段階で本殿のまえに十列で十人ほどが並んでいました。酷暑でしたが黒い正装の男女も多く、晴天もあって一日中参拝者で溢れました。
境内の厳粛さと違い、九段下駅から靖国神社大鳥居のまえまでは、数十の団体の呼びかけとチラシ配布で賑わいました。「新しい歴史教科書をつくる会」は八時半から、現在使用されている教科書はどのような記述をしているか訴えるとともに、南京事件を説明したチラシを配布しました。チラシの表は南京事件がなかったこと、裏では教科書がどのように南京事件を記述しているか記載したものです。