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令和書籍「国史教科書」の南京事件

令和七年から使用される教科書の採択が進められているなか、中学校社会(歴史的分野)として新たに合格した「国史教科書」に現場の先生から「中学生には難しいかもしれないが、これまでなかった面白い教科書だ」という声があがっています。

南京事件については多くの分量を割き、よい記述がなされています。国際法に違反しているゲリラ兵の処刑が南京虐殺と指摘されている可能性があるという記述や、占領から一カ月で南京の人口が五万人増え、大虐殺があったなら増えるはずはない、という記述です。

しかし、疑問のわく記述もあり、たとえば虐殺された人数についての説を紹介していますが、零という研究があることを記述していません。さらに、東京裁判は二十万人の民間人を虐殺したと記述していますが、民間人と捕虜あわせ二十万人以上、が正しい記述です。