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発売まえからアマゾンの上位に! 『決定版「南京事件」日本人50人の証言』(阿羅健一著)

『「南京事件」日本人48人の証言』」(小学館文庫)は、平成十四年からロンゲセラーをつづけてきました。南京戦から85年目となる今年、新たに二人の証言を加え、『決定版「南京事件」日本人50人の証言』として、十一月二十日に育鵬社から発売となります。この本が発売まえから注目を浴び、アマゾンに予約が殺到しています。

『「南京事件」日本人48人の証言』は、陥落後の南京に入った新聞記者、カメラマン、外交官、高級将校たちより、昭和五十九年から六十一年にかけ、聞き書きしたものです。

日本軍が南京を攻略したとき、欧米の新聞は、日本兵は南京市民を好きなように殺していった、と報道しました。十一年後の東京裁判は、十万とも、二十万ともいう人を殺したと判定しました。日本人が見た陥落後の南京はどういうものか。50人の語る南京はどういうものだったのか。南京の姿がこれら日本人により明らかにされています。

『「南京事件」日本人48人の証言』は、これまで紙と電子版とで発売されてきましたが、今年初めから、電子版だけとなりました。すると、紙媒体で読みたいという要望が上がり、それにこたえ育鵬社が単行本として発売を決め、十一月二十日発売と決まり、注文が殺到しているものです。電子版はこれまで通り小学館から発売されています。

『決定版「南京事件」日本人50人の証言』は、50人の証言のほか、かつて月刊誌「正論」に収められ、いまでは入手困難となっていた阿羅健一の三つの論文も収められています。

ひとつめの「新史料 架空だった南京大虐殺の証拠」は、崇善堂という埋葬団体が十一万二千余人を埋葬したと東京裁判で認定されましたが、その埋葬記録は戦後につくられたものであることを明らかにした論文です。東京裁判は、十一か国が集まり、三年にわたり開廷していましたが、このようなでたらめな判決をしていたと話題を呼びました。

ふたつめの「東京高裁も退けた“南京虐殺”のウソ」は、東史郎上等兵が日記に、中国人を郵便袋に入れ、ガソリンかけて火をつけ、沼に放りこんだ、と書いて訴訟となり、東京高裁は、日記は当時書かれたものでなと認定しました。このときの訴訟のやりとりを描いたもので、東史郎のでたらめぶりや、日本の裁判に対する中国の圧力が描かれています。

みっつめの「南京事件の真実を追い求めて」は、日本軍が南京を攻略したとき、陸軍省や外務省にはどのような情報が入っていたか、昭和十二年当時、東京にいた軍人や外交官にから聞き書きしたものです。陸軍省や外務省では南京事件がまったく認識されていなかったことが明らかにされ、南京事件が宣伝であったことがあらためてわかります。

『決定版「南京事件」日本人50人の証言』(阿羅健一・著)は、2200円(税抜き)です。